嫌悪の感情だけが苦しみを生み出す

皆さま、こんにちは。
もう5月も後半になってしまいました。
5月は植物の瑞々しい緑の輝きと爽やかな風が気持ちのいい季節です。
先月7日に出された緊急事態宣言は、5/14には39県では解除となりましたが、東京はまだ解除されず、自粛要請は続き、新宿御苑も相変わらず閉鎖されたままです。
今日の写真は新宿御苑の外側の遊歩道に流れる玉川上水と、奥の方にある大きな葉っぱは蕗(フキ)です。
私の年間パスポートはどうなるのだ?とちょっと悲しい怒りを感じつつも、この遊歩道を歩くだけでもかなり心が和むのを感じています。

たとえ緊急事態が解除されても、引き続いてソーシャル・ディスタンスを保つことが奨励され、まだまだ解放感を感じることは難しそうです。

飲食業のお店ではソーシャル・ディスタンスを保つために客席を半分くらいに減らしたり、お客さんが入れ替わる度に念入りに消毒作業をしなければならなかったりして、売り上げ的にも作業の手間的にも本当に大変だと思います。

この騒動をきっかけにして、社会は大きく変わってしまうのでしょう。
これまでと同じ日常は戻ってこず、「新しい生活習慣」ができてくるのでしょう。

最近よく聞くのは「アフター・コロナ」と言う言葉。

この強制的な変化に対して、「そんなことは到底受け入れられない」「コロナ以前に戻りたい」等と思うと苦しみが生まれます。
現状に対する抵抗、現状に対する嫌悪の感情が苦しみを産むのです。

まずはこの事態を受け入れるしかありません。

そして、仕事を続けることができないような状態だったら、とても悲しいですよね。
もし悲しかったらその悲しみを受け入れるしかありません。

どんな感情も抵抗せずに受け入れると、心の緊張が緩み、自然に新しい道や可能性が見えてきます。

今ここの苦しみを通り抜けた先、アフター・コロナは、今までよりもきっと暮らしやすい社会が生まれることでしょう。

そう信じたいですよね^_^

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