自分の話をしよう
今日から週末にかけては全国的に強烈な寒波が来て、明日は都内でも積雪の予報がでています。
そんな中でも、新宿御苑では春を告げるお花がポツポツと咲き出しています。
可愛いピンクの小梅ちゃん。
「私は桜より梅の花の方が好き」と言う人も結構います。あなたはどちらがお好きですか?
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さて、いつも愚痴を言っている人がいますよね。
毎回聞かされる方はたまったものじゃありません。
愚痴を言っている人の話を聞いていると、常に「あの人がああ言った」「あの人がこうしてくれない」etc.
常に主語が他者になっています。
そのまま聞いていても何の進展もないし、聞いている方は疲弊するばかりです。
カウンセリングの場でも時々職場などであったことを長々と語る方がいで、「これってただの愚痴ですよね」なんて自嘲気味に言う方がいます。
まあ、そこで話を終わらせてしまえばただの愚痴です。
でもその先の話をすることで、とても有意義な会話にすることが可能です。
話を先に進めるには、「(彼がor彼女がorあなたがこういうことをすると)、私はこういう風に感じる」「だから私はこうしたい(or 私はこうしたくない)。」「できればこうしくれると私は嬉しい(助かる)」と「私」を主語にして自分の感じることを語り、相手に丁寧にお願いすることで、自分を大切にして自分の人生を主体的に作っていくことができるのです。
自分を主語にして語ることを”I message(アイ・メッセージ)”といいます。
アイ・メッセージは相手と自分の境界線を分けて、自他共に大切するコミュニケーション方法の「アサーション」においても大切な技法です。
あるいは、「一般的に言って人は○○だ」とか「社会というものは○○だ」とか「例えば○○ということがあったとして」など、妙に抽象的だったり一般論ばかり語っている場合もあまり実のある話にはなりません。
そういう人は、巧みにもっともらしい話をしますが、自分の気持ちの核心には触れられていません。
自分の人生を主体的に生きるためには、なるべく主語を「私」にして、「私」が「何を感じ」「どうしたいのか」という具体的な話をしたいものです。
お問合せ先
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◇新宿御苑前カウンセリング・センター
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Mail: counselingroom@reengagement.org
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