不安を抱きかかえてみる
皆さま、こんにちは。
このところのお天気は日替わりで、晴れて4月並みの暖かい日があったかと思うと翌日は冷たい雨となったりして、春のお花たちもどう咲いていいのやら困っているのではないかと思います。
上の写真は1週間前に撮った新宿御苑内のモクレンのお花です。
去年よりも1週間くらい早く満開になりました。
今、世界中が新型コロナウィルスの脅威に揺さぶられていますが、純白な花びらとよく澄んだ空の濃いブルーを見つめていると、肺の奥まで新鮮な空気が入ってくる気がします。
今回のコロナ騒動の中にいると、ウィルスに感染することそのものよりも、感染したことによって職場や知り合い等に迷惑をかけてしまうことや、「不用意な行動を取るからだ!」と周りから非難されてしまうのではないかということの方が心配な人が多いのではないかと思います。
そして先月末の首相からの全国小中学校の一斉休校の要請によって国民全体がパニック状態になってしまったように感じます。
思った以上に深刻な事態なんだ!!と・・・
皆さん、ただただ不安に煽られて行動しているみたいです。
そして不安に煽られている人を見た人はますます不安を刺激されて、不安のエネルギーがどんどん増幅されています。
不安は、イライラや怒りを生み出して、憎しみや敵意や疑いをも生み出します。
イライラ、怒り、憎しみ、敵意、疑い。
そういう感情を表している人たちを目の前にしたら、その下に不安な心があるということを思い出してください。
「不安なんですね。」
そうやって、不安な気持ちを受容してあげてください。
怒りを感じている人は、不安を何とかしたいと思っている。
敵意を感じている人も、不安を何とかしたいと思っている。
何とかしたいのに、どうにもできないという無力感を感じている。
そういう理解をもって、怒りや敵意を持っている人を観察してみるとどんな気持ちになるでしょうか?
さて今度は、自分の中にある不安を見つめてみましょう。
あなたの不安は身体の中ではどの辺で感じられるでしょうか?
(感情とは必ず身体感覚を伴うものです。)
あなたの不安はどんな体感でそれだとわかりますか?
何か質感や色や形で感じられるでしょうか?
たとえば、黒いモヤモヤとした雲のような感じ?
その不安さんに挨拶してみましょうか。
「こんにちは。不安さん。あなたがそこにいることに気づいてますよ。
しばらく一緒にいてもいいですか?」
不安さんがOKと言ったら、しばらく一緒にいてみましょう。
仲のいい友達の横にいるような感じです。
そうして、不安な心の声を聴いみるのです。
「あなたは、何が不安なの?」
そう問いかけてみるのです。
答えが言葉として返ってくることもあるし、感覚やイメージとして、伝えられることもあります。
不安の雲の中にある声を聴こうとすることが、不安に光を当てて、小さな変化を生み出すきっかけになります。
そして、その不安を無くそうとするのではなくて、不安な心への理解を深めて、包み込んであげてください。
不安に飲み込まれるのではなくて、不安を抱きかかえながらも心穏やかに過ごしましょう。
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