再挑戦

こんにちは。

13日から15日未明にかけてふたご座流星群がピークを迎えていたようですね。
今年は観測しやすい条件が重なっていたそうです。
みなさんご覧になりましたか?

さて、私は先週発表された金星探査機「あかつき」の金星軌道投入への再挑戦成功のニュースに興奮冷めやらぬ状態です。
「あかつき」は5年前、小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還で盛り上がる少し前、2010年5月に打ち上げられた惑星探査機です。
その年の12月に金星を回る軌道に入る予定でしたが、メインエンジンが噴射中に壊れ、当時の計画は失敗しました。
その後、本来の目的から外れて、太陽の周りを回っていましたが、今月7日、残された小型エンジンを使って金星を回る軌道に入ることに再挑戦し、9日に成功したと発表されました。
日本の探査機が地球以外の惑星の周回軌道に入ったのは初めてだそうです。

また、機体が損傷して惑星の周回軌道投入に失敗した探査機が、再挑戦で成功した例はなく、あかつきが世界初の快挙だそうです。
2010年に通信不能や機体損傷で絶望的と思われていた「はやぶさ」が地球帰還に成功した時にも、はやぶさ本体が燃え尽きる前最後に撮影した地球の姿や、サンプル回収成功の発表にとても感動したものです。

日本の宇宙開発は他国に比べ開発費が少ないため試験機が少なく、一度の打ち上げで本来の目的以外の多くの実験ミッションを課されており、故障しても実験継続の可能性があれば続け、失敗しても他の用途に利用できる場合は利用し続けるそうです。
それだけ一度にかける技術者の思いも強く、また、開発技術力の高さや質は世界に誇れるものだと思います。

「あかつき」も15年前に開発が始まり、打ち上げまでに10年、失敗から5年、プロジェクトメンバーが頑張り続けていました。
「はやぶさ」の時もそうでしたが、絶望的と思われた状態から5年間も見守り続けるのは想像しがたいものだと思います。
軌道計算を担当した研究員は、2年半ほど延々と解析をし、より良い答えが見つかるまで寝ても覚めても計算をする生活だったそうです。

「あかつき」のプロジェクトマネージャの言葉の中に、「5年たって、もう一度スタートに立てただけだ。一度は失われたと思われたミッションが、人間の力以上のもので再びチャンスを与えられた。」とあります。
私たちも、人生において重大な失敗があったとしても、諦めずに地道な努力を続けていれば再びチャンスは訪れるのかもしれない、と勇気づけられるようなニュースですよね。
また、「あかつき」の本来の目的を諦めずに見守っていたプロジェクトメンバー達がいたように、私たち一人一人にも見守って応援してくれる人が必ずいる事を忘れずにいたいですね^^

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