バラが満開です




こんにちは。

今の新宿御苑はバラの花が満開です。



人生のここぞという場面ではバラの花が贈られることが多いと思いますが、バラの花は人のこころをとてもよく象徴している気がします。



心が開いている、あるいは閉じている、という表現がありますが、心の開き方は百かゼロかじゃなくて、少しずつ、花びら一枚一枚が少しずつ開いていく、バラの花みたいなものではないでしょうか?



「A rose is a rose is a rose ― 「バラはバラであって、バラである」という言葉があります。

(by Gertrude Stein)



要するに、あなたがあるがままでいる時が一番あなたらしい、というようなこと。



というか、あなたはあなたでしかありえない。



そして、あるがままでいるときが一番美しい。





この言葉と対照的なこととして思い出すことがあります。



「あすなろ」という木のこと。



「あすなろ」は、漢字では「明日檜」「翌檜」と書くのだそうです。



ご存じでしたか?

あすなろはヒノキ科の常緑針葉樹でヒノキ(檜)に似ているけれどもよりも小さい個体が多いので、「明日はヒノキになろう」ということで、「明日檜」「翌檜」と記述されるようになったのだとか。



これをどんな意味合いで捉えるのかは人それぞれかもしれません。



もっと成長するぞ、というポジティブな意味を感じる人もいるでしょう。



でも私はこれを知った時、なんだか切ないな~と思ってしまいました。



自分以外のものになろうとすることは苦しみや葛藤を生み出す原因となります。



自分を見失いそうなとき、ちょっと立ち止まって自分は本当は何者なのか、見つめなおしてみましょう。

そして、あなたという世界に一つだけの花を咲かせて下さいね。



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◇新宿御苑前カウンセリング・センター

〒160-0022東京都新宿区新宿2丁目1-2 白鳥ビル2階

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