新しい言葉

こんにちは。

昼間の日差しが暖かい日が増えてきましたね。
でもまだ急に冷え込む日があったりするようなので、寒さ対策は気を抜かない方が良さそうですね。

さて、先日『ほぼほぼ』という言葉についての記事を見かけました。
私はこの言葉を去年初めて聞いたのですが、世間では数年前からよく使われる言葉となったようで、最古例は1999年のネット上のブログだそうです。

『ほぼほぼ』は俗語として扱われていますが、『ほぼ』の強調表現であり、『まあまあ』など日本語では副詞などを繰り返すことが多いため、表現としては不思議なものでもないそうです。
意味としては、『ほぼ』が90%くらい、『ほぼほぼ』が95%くらいというニュアンスがなんとなくの共通の認識のようですね。

なんとなくの共通認識はあるものの、きちんと正確に伝える、という場では避けた方が良い言葉なのかもしれません。
例えば仕事の進捗状況を報告する場合、『ほぼほぼ』では認識のすれ違いが生じる可能性があります。

言葉の流通に関して、国語辞典編集者が「ことばの流通3条件」を掲げています。
(1)多くの人が使い、誤解を生むおそれが少ない
(2)相手に失礼でない
(3)一見不合理でも、意味や文法、音韻から何らかの説明が可能

こちらを参考にすると、日常会話においては今後『ほぼほぼ』は俗語ではなく、当たり前の言葉となっていくのかもしれません。
「風邪治った?」「ほぼほぼOK!」なんてやりとりなら意味も通じるし、誤解もほとんどありませんね。
ただ、若い人たちが俗語と思わず当たり前に使っているのを見ると、時代の移り変わりを感じ、年をとったなぁと感じたりするのかもしれません(^^;

日常会話においては、あえて明言せずに、曖昧な表現で気持ちの共有をするといったコミュニケーションが心地良い時もあります。
親しい友人との会話では、曖昧な表現でこそ共有できる場面もあったりしますよね。
きちんとした場と日常会話での切り替えさえできれば、新しい言葉の表現というのも積極的に取り入れてみるのも良いのかもしれませんね^^

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