認知行動療法プログラム(第2クール)を終えて
新宿御苑前カウンセリングセンターのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
先日、認知行動療法プログラムの第2クール実施しました。
そのプログラムについての記事となっています。
認知行動療法プログラムを検討中、興味のある方にとって参考になればと思います。
【認知行動療法プログラムで大切にしていること】
今回のプログラムでは、参加される方1人1人が「自分の悩んでいることを認知行動療法の考え方で理解すること」を目的としています。例えば、「自分に自信が持てなくて辛くなる」という悩みについても、その悩みを持つ方が全て同じ辛さを抱えているわけではありません。ある人にとっては、辛さが体調不良という形で出る場合もありますし、また別の方はこれまでの失敗を絶えず思い出してゆううつな気持ちになっていることを指しているかもしれません。
今回のプログラムを通して、参加される方が感じている困ったことや辛さを整理して、解決の糸口がどこにあるのかを見つけていくきっかけになればと思っています。
【参加者のアンケート内容や感想(一部抜粋)】
・自分の悩んでいることを書いたりすることでちょっと整理できる感じがした。
・漠然とダメだと悩んでいることが多いので、改めて考える機会になった。ただ、書き出すのは難しいと感じた。
・認知行動療法がどんなことをするのかについてイメージが持てるようになった。
といったご感想やご意見を頂きました。
当プログラムでは、グループでシェアすることはしませんが、参加者一人一人でワークを行っていただく時間を用意しています。
プログラムは回を追うごとに複雑になっていくことがあるので、難しく感じられることも増えてくるかもしれません。
今後の開催にあたり、スムーズにワークに取り組めるよう対応を考えていければと思います。
また、今回2回目の開催となり、少しずつ現場での運営も慣れてきました。
第2クールで頂いたご意見・感想を踏まえて、さらにより良いプログラムとなるようにしていければと思います。
次回第3クールは、9月3日(金)から始まります。
お申し込みについても8月30日(月)までとなっております。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。