壊れているなら、直さない

今週前半の新宿御苑は、桜吹雪ならぬ、銀杏吹雪まっさかりでした。
昔、知り合いの人に葉っぱをたくさん拾って帰ってお風呂に浮かべて「銀杏風呂」にすると楽しいよと言われたことがありますが、まだやってません(>_<) でも、今日掲載する写真は、桜です。「十月桜」。十月半ばくらいからポツポツ咲きだして、12月に入って満開になっています。
桜といえば春に一斉に咲いて、ば~っと散るイメージでしたが、こんな風に紅葉の葉を背景に、マイペースでゆっくり咲く桜もあるのですね。

「桜なんだから早く咲きなよ~!みんなと一緒でないとダメだよ~!」とか言われたくないですね。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

今日、紹介したい言葉は、「壊れているなら、直さない」。

ちょっと衝撃的?

これは、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)というのを教えているクリスティン・プライスという方の言葉です。

もともとはフリッツ・パールズという精神科医が治療として始めたゲシュタルト・セラピーに仏教的な思想を取り入れて、治療ではなくて”プラクティス”(実践)として取り組んでいくのがGAPです。

呼吸や体の感覚、思考、感情、周りの状況に気づき、「あるがままの自分」を感じて、十分に経験し、あるがままの自分として存在することができる能力を伸ばすことを目的としています。

あれっ?それってマインドフルネスのことじゃない?と思いますよね。

言葉は違っても、何かを追求していくと、大切なことはみな同じなんだなと思います。
いや、結局私の好みで探求していくといつも同じところにたどり着くのかな?

自分のダメなところを見て、それを直して完全な自分になろうとしても、人間はなかなか完璧にはなれません。
完璧になれない自分を批判・攻撃していると、良い・悪いの溝がどんどん深まって、白黒思考、ゼロか百かの2局分離のどの沼にハマってしまいますね。

いろんなところに書いてあると思いますが、やっぱり「あるがまま」を受け入れた時に、必要な変化は勝手に起こるんですよね~。

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